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「置かれた場所」で健気(けなげ)に咲く花に人の愛を [私のつぶやき]

「置かれた場所で咲きなさい」渡辺和子著

最近話題になっている本ですが、ご存知ですか?




先日、この本が本屋さんで平積みされていたのを目にして、

花の性質をうまいこと人に例えた題名だなあ

と思いました。


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私は、毎日花を見ています。まあ、それが仕事ですし、趣味でもありますので・・・・

花って、そのとおり、

自分で位置を移動することが出来ません

声を出して、意思を伝えることも出来ません


‘日当たりが悪くて、もっと明るい場所に行きたくても
 自分では場所を移すことが出来ません。

‘日差しが暑くてやけどしていても
 日陰に移ることも治療することも出来ません。

‘水が乾いてカラカラになっていても
 自分で出来る限りの力で根を伸ばしたその先に水がなければ
 水を飲むことも出来ません。

‘雌花をせっかく咲かせても、
 風が吹いたり、虫がきたりしなければ、
 実をならすことも出来ません。


どんな環境でも、その場所に耐えて、出来る限りの努力をして
成長して、花を咲かせようと健気に頑張っています。


ほら、よくありますよね。
アスファルトの間から、芽を出して花を咲かせて話題になっている
「根性ひまわり」とか、 「根性大根」なんていわれている植物が・・・・

植物のそういう姿に「根性」とか「底力」を感じて
ニュースにまでなるのでしょうか?


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でも、植物のそういうところをそばで見ていたり、育てたりすることで

何かのメッセージが感じ取れる

そういうところに、

園芸の楽しさや奥深さがあって
ガーデニングを趣味とする方が多いのかもしれませんね。


「おとなしくて、我慢強い子」 そういう友達を
「自分が守ってあげなきゃ」、とか「助けてあげなきゃ」
なんて気持ちがわいてくる感じでしょうか?^^


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最近、「花セラピー」といって、
高齢者のホームや子供たちの学校などでも
花を植えたり、飾ったりすることで、心を癒したり、成長させたりしようとする療法
が人気を得ています。
そして、その効果は、目に見えて上がっているようです。

花の持つ美しい色や香り、それも心を癒す効果の1つでしょうが
何よりも

「生き物」と触れる、関わる

そのことが人にとっての一番の生きる糧(かて)であり、心のよりどころなのでは
と私は思います。


花は「生き物」であって「置物」ではない。ただの飾り物ではないのです。


だから、動くことの出来る「人の手」が加わって、
より美しく育てることができるのだと
園芸好きの方なら、感じますよね。


動けない花に、動ける人の愛の手で
力を貸してあげてください。


そう考えると、暑い日の水遣りも頑張れませんか?

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