SSブログ

「置かれた場所」で健気(けなげ)に咲く花に人の愛を [私のつぶやき]

「置かれた場所で咲きなさい」渡辺和子著

最近話題になっている本ですが、ご存知ですか?




先日、この本が本屋さんで平積みされていたのを目にして、

花の性質をうまいこと人に例えた題名だなあ

と思いました。


s-640Image722.jpg


私は、毎日花を見ています。まあ、それが仕事ですし、趣味でもありますので・・・・

花って、そのとおり、

自分で位置を移動することが出来ません

声を出して、意思を伝えることも出来ません


‘日当たりが悪くて、もっと明るい場所に行きたくても
 自分では場所を移すことが出来ません。

‘日差しが暑くてやけどしていても
 日陰に移ることも治療することも出来ません。

‘水が乾いてカラカラになっていても
 自分で出来る限りの力で根を伸ばしたその先に水がなければ
 水を飲むことも出来ません。

‘雌花をせっかく咲かせても、
 風が吹いたり、虫がきたりしなければ、
 実をならすことも出来ません。


どんな環境でも、その場所に耐えて、出来る限りの努力をして
成長して、花を咲かせようと健気に頑張っています。


ほら、よくありますよね。
アスファルトの間から、芽を出して花を咲かせて話題になっている
「根性ひまわり」とか、 「根性大根」なんていわれている植物が・・・・

植物のそういう姿に「根性」とか「底力」を感じて
ニュースにまでなるのでしょうか?


s-640IMG_7765.jpg



でも、植物のそういうところをそばで見ていたり、育てたりすることで

何かのメッセージが感じ取れる

そういうところに、

園芸の楽しさや奥深さがあって
ガーデニングを趣味とする方が多いのかもしれませんね。


「おとなしくて、我慢強い子」 そういう友達を
「自分が守ってあげなきゃ」、とか「助けてあげなきゃ」
なんて気持ちがわいてくる感じでしょうか?^^


s-640IMG_5282.jpg


最近、「花セラピー」といって、
高齢者のホームや子供たちの学校などでも
花を植えたり、飾ったりすることで、心を癒したり、成長させたりしようとする療法
が人気を得ています。
そして、その効果は、目に見えて上がっているようです。

花の持つ美しい色や香り、それも心を癒す効果の1つでしょうが
何よりも

「生き物」と触れる、関わる

そのことが人にとっての一番の生きる糧(かて)であり、心のよりどころなのでは
と私は思います。


花は「生き物」であって「置物」ではない。ただの飾り物ではないのです。


だから、動くことの出来る「人の手」が加わって、
より美しく育てることができるのだと
園芸好きの方なら、感じますよね。


動けない花に、動ける人の愛の手で
力を貸してあげてください。


そう考えると、暑い日の水遣りも頑張れませんか?

nice!(3)  コメント(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

元気のないゴーヤカーテン、その原因は?  [花の植え方、育て方]


昨日、友人からこんな写真が送られてきました。


ゴーヤ.jpg

「これは病気ですか?」
「水はやっているんだけど・・・」


なんだかぐったりして元気がなく、伸びの悪いゴーヤを見て心配になったようです。



写真だけの判断になりますが、
これはおそらく

水切れ と 土が足りない

この2つが原因だと思います。


ゴーヤの栽培にはたくさんの水が必要 です。

 平均温度30度を超える今、水遣りは、少なくとも1日2回以上たっぷりと

 こんなにたくさん葉がついているんです。仕方ないですね。


ゴーヤ栽培には、たくさんの土が必要 です。

 少しでも水持ちをよくするために
 そして上に長く伸びるためには、大きく根を張らなければならないので土の量は必要不可欠です。

 少ないと感じたら、上から土を足してあげてください。

 また、小さな鉢に植えている方は、大きな鉢に植えなおしてみてください。
 植えなおしが無理なら、大きな鉢に土を入れて今植えている鉢ごと入れてあげてください。
 勝手に根が張ってくれると思いますよ。


ゴーヤの実をならすためには、肥料も必要 です。

 カーテンの役目のためだけならいいのですが、実をならしたいのなら、「実をならす肥料」を与えましょう

 こう暑いのであれば、液肥が一番効果があります。


 (注意) 液肥でもハイポネックスの原液や花工場ではダメ。 「開花促進用」の液肥を与えてみましょう。



オススメは 「ハイポネックス ハイグレード 開花促進用」

33279.jpg







ただし、液肥を与える前にしっかり元気を取り戻させましょう。




 地面からの「照り返しの熱」を少なくしてあげましょう。

 30度を超える日差しが1日中当たる南向きや西向きの窓辺に、ゴーヤカーテンを張ることが多いと思います。
 このような状態の場所では、ゴーヤを栽培する鉢も地面からの照り返しの熱によって温度が40度から50度近くまで上がってしまっているでしょう。

 この状態のところで水遣りをすると、お湯を与えていることになり、株を弱らせてしまっていると思われます。

 上の写真のようなプランターでの栽培であれば、プランターの下の両サイドにレンガやブロックを置き、直接地面に触れないようにします。
 空気の通り道をつくり、温度を少しでも下げてあげるようにしてみてください。

 少しでも元気を取り戻すと思いますよ。




  もう一度、ゴーヤの育て方を見直してみてください。



nice!(2)  コメント(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

緑のカーテンづくり どうしたらいい?(便利グッヅとゴーヤ栽培のコツ) [花の植え方、育て方]

年々過酷になる夏の暑さ!
そして節電や電気代の節約を考えて
「緑のカーテン」に挑戦される人の数も年々増えてきているようです。

Image068.jpg


それに伴い、いろいろな疑問や質問をいただくようになりましたので、
下の3つについて、お話しておきましょう。


①「緑のカーテン」ってどこに引っ掛けるの?

②ベランダで使える緑のカーテンの便利グッツはありますか?

③緑のカーテンが思ったように横に広がらない育たない。どうすればいいの?


***************************************************************

その前に、私のブログを初めて読んでいただく方には
こちらのブログで今まで、「緑のカーテン」の話題を書いています。


先にご覧いただいた上での補足を今日は書きますので、
下のブログを読んでみてください。


  2011年5月 「緑のカーテンつくりましょう」
  こちらをクリック↓
      http://poca2.blog.so-net.ne.jp/2011-05-22


  2012年5月 「緑のカーテンを作るオススメの苗」
  こちらをクリック↓
      http://poca2.blog.so-net.ne.jp/2012-05-23

*****************************************************************


さて、今回は、この「緑のカーテンづくり」を始める上で、

皆さんが直面した疑問? 不安?質問 などについてお話しましょう。


 ①「緑のカーテン」ってどこに引っ掛けるの?


 最近の家は屋根瓦がなく、四角いビルのような一戸建ての家が多いようで
 軒がないため引っかけを作るための場所がどう見ても見当たらない。

 ・新築の家の壁に穴を開けたりしたくないし、ましてや業者の方に頼むとお金がかかる。
 

 ・マグネット式の引っ掛けは、意外と落ちやすい。

 ・立てかけ式のグリーンカーテンだと、台風や強風の日が心配。


 これらを解消するためのグッズがありますよ。
 しかも、安くて簡単に使えます。
 ご紹介しましょう。



・・・窓枠サッシ対応のすだれ、もしくはシェード用の金具を利用しましょう。・・・・



緑のカーテンの引っ掛けには、
「緑のカーテン作りましょう」でもご紹介した
すだれ用の「サッシ固定金具」を利用すれば百均でも購入できますよ
こちらをご参考に→ http://poca2.blog.so-net.ne.jp/2011-05-22

IMG_5248.jpg
よく見かけるこんな金具です。



立てかけ式には、
第一ビニールの「緑のカーテン転倒防止パーツ」

img56393298.gif


これは、サッシに金具を引っ掛けてねじでとめつけるタイプです。
穴を開ける必要もありません。

立てかけ式でもしっかりと固定することが出来ます。
最近はホームセンターの緑のカーテンのコーナーの付近でも販売しているところがあります。


商品の詳細は、こちらをクリックしてください。↓









 引っかけを使わず置き型タイプもあります。

 アイリスオオヤマ 「置き型グリーンカーテン」

101751-1e.jpg

引っ掛けるところを考えなくても、ネットを這わすことが出来ます。
高さは180センチ程度。組み立て式ですが、比較的簡単に組み立てられます。

ただ、必要ない季節も簡単にたたんでおいておくことは出来ないようで、
ずっと置きっ放しになっていてもいいという方には、便利かも知れません。

商品の詳細は、こちらをクリックしてください。↓







②ベランダで使える緑のカーテンの便利グッツはありますか?

マンションでは、意外と緑のカーテンを張りにくいようで、シェイドを張ったり、すだれをかけたりと諦めるようですが、なんか圧迫感があるので、いい方法はありませんか?

 ・風が強いので固定が難しい。

 ・どこにネットを引っ掛けていいのかわからない。

 ・上の家に伸びていかないかが心配。


これらを解消するグッズを紹介しましょう。


 第一ビニール 「ベランダ用パイプキャッチ」

img57827591.jpg


ベランダに直径10センチまでのパイプが通っている方は、
それに支柱をしっかりと固定することが出来るグッズです。
また、引っ掛けるところを気にしなくても大丈夫です。

これなら、ベランダを広く使用することが出来ますし、
植物にもしっかりを日が当たってくれるはずです。


商品の詳細はこちらをクリックしてください。↓






上の階へ伸びていくことが心配の方は、

屋根に当たって上には行かないように、
つっぱり棒(2M50前後のもの・・実際の高さを測ってください)を利用して
少し内側にネットを張るといいですね

縦につっぱり棒。横は支柱を結束バンドでつっぱり棒に固定するといいでしょう。
固定する前にネットを支柱に通しておいてください。)


こんな商品もあります。

アイリスオオヤマ 「天井突っ張り式グリーンカーテン」


101750-2.jpg


こちらは、275cmまでの高さであれば、使用できます。
組み立て式です。
値段も突っ張り棒を2本買うより安いかもしれません。

植物にある程度高さが出てきたら、途中できり戻すといいですよ。


商品の詳細は、こちらをクリックしてください。↓







 ③緑のカーテンが思ったように横に広がらない育たない。

 ・ヘチマやゴーヤが上に1本ヒョロっと伸びていくだけで、横に広がらないので、思ったように光をさえぎってくれない。

 ・横に広がらないので、たくさん植えてみたのに、大きくならない。

  ・ゴーヤの実がほとんど成らない。



前にもお話しましたが、つる性の植物でグリーンカーテンに向いている植物は、
やっぱり、「ゴーヤ」が1番だと思います。

では、その栽培のポイントをお話しましょう。


<「ゴーヤ」の栽培のコツ>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■ ゴーヤには種類がある

  皆さんが今植えているゴーヤの品種をご存知でしょうか?
  苗についていた札や種の袋に書いてあります。

 「節成り(ふしなり)ゴーヤ」と「節成りではないゴーヤ」で実のつき方が違います。

 「節成り」とは、すべての葉の付け根から実が成る・・というゴーヤで、
 たくさん実をつけるので、高い値段で売られています。


 園芸店やホームセンターでよく売られている品種は、節なりではないものが多く、

  「あばしゴーヤ」・・・葉が実が小ぶり。節成りではないが、たくさん実が成る。

  「中長ゴーヤ」・・・・葉が大きいが、実はあまり成らない。カーテン向き。

  「薩摩大長れいし」・・・細長い実が成る。苦めの味。

  「白ゴーヤ」・・・・・白い実が成る。苦味は薄い。

このあたりです。
  実を食べない方は、「中長ゴーヤ」が葉が大きくカーテンにはオススメです。
  実が成るほうがいい方は、「あばしゴーヤ」がオススメです。

  たくさん実を食べたい方は、高いですが「節成りゴーヤ」を探してみてください。


Image577.jpg


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■ ゴーヤを大きく育てるにはたくさんの「光」と「水」と「肥料」がいる

 ゴーヤのように、大きな葉をたくさんつけて長くのびていく植物は、
 根をはる時に、そして、成長するときにたくさんのエネルギーが必要になります。

 人間もしっかり栄養をとらないと、しっかり働けませんよね。

 このエネルギーの素となるのが、「光と水と肥料」なのです。 


 小学生のときに習った光合成を思い出してください。

 光合成とは・・・太陽の光を吸収してその光エネルギーを使って、
          大気中の二酸化炭素と根から吸収した水で、
          酸素糖類(でんぷん)を作リ出す作用のこと。


ほら、光と水は欠かせません。
ましてや、たくさんの葉を大きく長く伸ばすには、本当にたくさん必要なのです。


真夏の30度を越える暑さの中で、1m以上に育ったゴーヤにとって、水は、半日で乾いてしまいます。  

鉢植えのゴーヤは、1日2回の水遣りを心がけてください


Image111.jpg


 そして、肥料は、「元肥」が大事です。
 ゴーヤの「元肥」には、牛糞(ぎゅうふん)が長く効いて良いとされています。 しっかりと深い根を伸ばすのに必要だからです。

 どうしても手に入らなければ、油粕(あぶらかす)や化成肥料でもいいです。


 「ああっっっ!!入れてなかった」 という方は、今からでも大丈夫です。
 苗の横に混ぜ込んでください。

 ちゃんと入れた方も、安心せずに、梅雨の後に 「液肥」を追加しましょう

 こうして、1ヶ月に1回ほどは液肥を追加していくと良いでしょう

 ちなみに、液肥は、「ハイポネックス」や「花工場」などの原液を薄めたものでいいです



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


■ ゴーヤは植えすぎない。深く大きな鉢に植えましょう。


ゴーヤは、狭いところにたくさん植えると、大きくなりません。

鉢植えにするなら、
よく使う60cmくらいのプランターでは、多くても2苗まで。

欲張ってたくさん植えても、1苗分の領地が減り、大きく成長することが出来なくなります。


大きく長く育てたいと思うなら、7~10号の深鉢に1苗がベスト

根がしっかり大きくなるほど上につるを大きく伸ばすことが出来るからです。


Image110.jpg



地面に直接植える場合は、ほとんど心配は要りません。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■ ゴーヤの苗は折れやすい。ネットまで短い支柱で補助をする。


 ゴーヤの苗は、ヒョロっとしていて、風で折れやすいものです。

 頼りになる支柱(30センチ位のものでよい)をそばに立てておいてやると、
 それを支えにネットまでの間が伸びやすいため、早く大きくなります。

 そして、苗を植えたら、根がはるまでは、水を完全に切らすことがないように気をつけましょう。


Image572.jpg



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


■ ゴーヤが横に広がって伸びるためには、「摘心(てきしん)」が必要。


 「摘心」とは?

 ゴーヤの株は、土に植えてやると、1本の茎が上に向かって伸びていこうとします。

 この1本の茎を あるところで切ってやると、
 「脇芽」と言って、切ったすぐ下の葉の両サイドからそれぞれ1本ずつ別の茎が伸びてきます。

 この作業を「摘心」といいます。

Image573.jpg

Image574.jpg



 こうして、切ることにより、
 1つの株から2本の茎が横に向かって伸び、
 さらにまた、摘心することでネットを横に向かって葉が覆っていきます

 つまり、何度か伸びていく茎を切ることで、脇芽を増やして、伸びていく茎を増やしていくのです。


 ゴーヤの摘心の目安は、本葉が5枚出てきたところ というようにいわれています。(本葉ですよ!!)


 でも、 せっかく順調に伸びた茎を切ってしまって、枯れないか心配  ですよね。



 そこで、 私の摘心のオススメ時期は、もっと遅め です。

 ゴーヤが30センチの支柱を伸びきって、ネットに達して安定した頃
 下から50~60センチに成長した頃
 これが、私のオススメの摘心時期です。

 
そして、摘心で大切なことはもう1つ。

 摘心したての1週間はしっかりと水を与えること!!
 一番いいのは、雨が降りつづく前日に摘心することです。

 ここが大事ですよ↑

  でないと枯らしてしまいます。
 
  


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 

■ ネットはしっかりと縦横、固定するべし 



ネットの縦にも横にも支柱を入れてピンと張ると、

つるの植物は「頼れる安心なところ」にほれ込んで成長しやすくなります。


出来るだけ、ゆらゆらしないようにネットを引っ張ってはりましょう。

Image568.jpg

こんな感じがいいですね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ポイントを抑えて、面倒と思わずに育ててみてください。

きっと、今年は去年より上手に育てることが出来るでしょう。 





 
nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

花と野菜を一緒に育てる・・・有機栽培/ポタジェガーデン [自分で庭造り]

突然ですが、「ポタジェガーデン」って聞いたことありますか?


ポタジェ」って言うのは、フランス語で「家庭菜園」のこと。

でも、日本で、「ポタジェカーデン」というと、

畝を作って野菜だけを育てる「家庭菜園」とは異なり、

レンガ敷きのいわゆる洋風の庭に、
ベンチやラティスを配して花壇を作り、
花や木を高低差をつけて植えるガーデンのその中に

野菜やハーブを色使い良く配置して
花やグリーンのように一緒に植えて楽しむ庭のことをいいます。


IMG_7540.jpg


最近、食物を農薬を使わずに安全に栽培したいとの声が高まり、
有機栽培、無農薬栽培を求める人々の間で、

この、花と野菜を「コンパニオンプランツ」として組み合わせて育てる
この「ポタジェガーデン」が注目を浴びてきているようです。


IMG_7637.jpg



ちなみに「コンパニオンプランツ」というのは
一緒に植えることで、病害虫を発生しにくくしたり、成長を促進したりと
野菜のためになる花や野菜、ハーブの事を言います。


有名なのは、

トマトの株元でバジルを植えておくと、バジルが水をたくさん吸収してトマトの余分な水分を除いてくれるので、おいしいトマトが出来る とか

ミントやタイム、セージは、モンシロチョウが嫌うので、
アオムシの発生を抑えられるため、アブラナ系の野菜の間に植えておくと効果があるなど・・・です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


以前、私のブログで
何もない庭から自分で庭づくり
http://poca2.blog.so-net.ne.jp/2012-04-22(←こちらをクリック)

というのを書きました。

ここのお宅に、最近、野菜とお花の混植ガーデンを作りました。
完全なるポタジェガーデンではありませんが、
洋風の菜園です。


IMG_7536.jpg


IMG_7596.jpg


やが、てこの柵にトマトを這わせて、テラス側から子供が収穫できるようにします。

IMG_7601.jpg


黄色いナスタチュームは、大事なコンパニオンプランツ。アブラムシを防いでくれます。

IMG_7597.jpg


背の高いのは矢車菊。さわやかなブルーやピンクの花がガーデンの真ん中を彩ります。

IMG_7598.jpg


ミントやセージは、根を張りすぎるので、花壇を別に分けていますが、
こちらからの風が強いので、ハーブの香りで、ガーデンを害虫から守ってくれることでしょう。

IMG_7599.jpg



もっと、花と組み合わせて植えると、
よりカラフルなガーデンになり、楽しめると思います。


皆さんも挑戦してみてください。
きっと、楽しく野菜が育てられますよ。


nice!(3)  コメント(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

手入れが苦手な人の宿根草と球根の庭(第3章 成長編) [自分で庭造り]

前回、「宿根草と球根の庭」で紹介させていただいた方のお宅に
20日ぶりにお邪魔しました。

IMG_7607.jpg


しっかりと成長していました。

丈が伸びたもの、

IMG_7609.jpg


株が増えたもの、

IMG_7608.jpg


花が咲き終わったもの、
次へと世代交代を重ねて咲き続けているもの・・・・


IMG_7610.jpg

中には、枯れたものもあります。
でも、あまり気にしなくていいのです。
この庭で、育っていくものをしっかりと育てていけばいいのです。




去年植えたハナミズキも今年初めての花です。もう咲きそう

IMG_7613.jpg


モッコウバラもたくさんの花芽をつけています。

IMG_7615.jpg


少しずつ、自分たちの力で成長している宿根草や球根

IMG_7616.jpg

IMG_7617.jpg

IMG_7618.jpg

これからまた違う花が咲き、違う姿を見せてくれることを願います。


また、今後を紹介します。





nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

手入れが苦手な人の宿根草と球根の庭(第2章) [自分で庭造り]

前回、プロローグ編でお話させていただいた方のお宅の続きの話です。

花の手入れが苦手またはお忙しいくて庭の手入れをする時間がない
といった方は、やはり多く、
それでも,
花に囲まれた庭を作りたい方は、たくさんいらっしゃいます。

今回、作業させていただいたお客様は、まさにそんな方!!


前にお話させていただいた、去年1年間の様子を見ての反省点


 ①苦手な水遣りをクリア出来ていない。水をやらなければ育たない庭になってしまったのでは?

 ②夏場や冬場に美しく咲き続けた花が少なかった。厳しい環境に適応する宿根草を足す必要がある。

 ③剪定や誘引の必要がある手のかかる植物が多すぎるのでは?

をふまえ、



今回、改善し、植えなおしや植え足したものは

  ・水や養分を自分の体に蓄えて、成長を重ねる 「球根植物

  ・毎年、大きくはびこりながら、季節で枯れてまた季節が来れば自然に姿を現してくる 「宿根草や落葉低木

  ・色とりどりの美しい色で長い時間楽しませてくれる 「耐寒性の強いグリーン


これらを中心としたものにしてみました。

もちろん、費用は抑えた小さな苗ですが、水遣りが少なくても、ほぼ間違いなく年々育っていくものを中心に植えてみました。


IMG_7542.jpg



花を紹介しましょう。

IMG_7554.jpg

ピンクやブルーの藤をさかさまにしたような花が「ルピナス」です。
この花を真ん中のラインにしています。

ルピナスは、暑さに弱いため、真夏が暑すぎると年を越せないこともありますが、
種が落ちてまた来年も近辺から生えてきます。
乾燥に強いことと、長い時期、高さを出して咲いてくれるブルー系の花が春らしくていいですよ。

ルピナスの左の細長い葉は、もうすぐ咲く「黄色い水仙のティタティタ」です。
球根で、去年植えたものが出てきました。3月から4月にかけて咲き出します。

右の葉は、6月頃に紫の花が咲く「アガパンサス」です。
球根で、もともと植えていたものです。

左上に2つ並んだシルバーリーフが「セラスチューム」です。
白い小さな花を咲かせてどんどん広がっていきます。
花が終わっても真冬までは葉が美しく残ります。

セラスチュームの隣の赤やピンクの丸い花が「チロリアンデージー」です。
これも2年草といわれますが、結構長い間転々と増えていく重宝な花です。
これも水切れに強いですが、
苗のままでおいておくと水が枯れてしまうので、どこかに早めに植えてください。

ルピナスの花のラインに沿って「グラジオラス」の球根を植えています。
ルピナスと交代で夏に高さを出して咲いてくれる予定です。

ルピナスの近辺によく似た花の「ジギタリス プルプレア」も植えています。
ルピナスと少しずれて5月頃から開花する宿根草です。
写真には写っていませんでした。



IMG_7552.jpg


ルピナスの手前の赤い花が「アネモネ」。球根です。
紫や白、グリーンの花色があります。春の花です。

手前のブルーの花が「ミヤマホタルカズラ」です。
長く伸びて広がり、ブルーのじゅうたんのようになります。

左隣の小さな苗が「カワラナデシコ」夏から秋にかけて咲く宿根草です。

その後ろのピンクの札の苗が「ラクスパー」。和名は千鳥草。
フワーッとしたやさしげな葉と花が印象的です。

その隣の黄色の花の札の苗が「姫ひまわり
夏から秋にかけて咲く黄色い小さなひまわりの宿根草です。
これは、それほど背が高くならない品種です。

その隣が「忘れな草」。
小さな白やブルーの花を咲かせて、毎年どんどん増えていきます。

姫ひまわりの後ろに「アキレア」。和名ノコギリソウ。ハーブで言う「ヤロウ」のことです。
黄色い固まった花が咲きます。60センチくらいの高さになります。
西洋ノコギリソウには、ピンクや赤の色鮮やかなものがあります。
ボーダーガーデンに欠かせない花です。

緑の小さな支柱のところには去年植えた「山アジサイ」が芽をだしてきています。
枯れたかな?と思っていたのですがさすがにアジサイは強い。


IMG_7553.jpg

真ん中付近の白いマーガレットのような花が「ローダンセマム」の白。
毎年びっくりするほど増える宿根草です。花の時期が長く春先から夏の初めまで咲き続けることと、
葉の色がグレーがかっているので、グリーンとしても美しいやさしい色が重宝します。
ピンクもやさしい色で可愛いです。

ローダンセマムの左隣が、先ほど紹介したセラスチューム。
その向こうにあるシルバーリーフが去年植えた「アサギリソウ」です。
ヨモギの仲間なのでどんどん増えていきます。根付けば水切れに強くなります。
黄色い丸い花が可愛いです。

ローダンセマムの手前の白い小さな花が「芝桜」です。
3月から4月の庭に花のじゅうたんのように年々広がっていきます。ピンクや紫の花もあります。

芝桜の手前にあるクローバーのような葉のものは、去年植えた「オキザリス」です。
オキザリスも球根です。土の中でどんどん広がり、翌年にはあちらこちらから顔を出してきます。
ピンクや白、黄色、ミックスなどの花が咲き、種類によって葉の色の形も違うので、これも楽しめます。
オキザリスは春と秋に咲くものが多いので、1年に2回、長い期間楽しめる球根です。

ローダンセの向こうには「ヒヤシンス」の赤い花が咲いています。
ヒヤシンスもご存知のように球根です。

ヒヤシンスのそばには、

毎年ピンクの可憐な花を5月から6月に咲かす、宿根草の「シレネ ユニフローラ」、

夏にピンクや白の花を咲かせる「カクトラノオ(ハナトラノオ)」が植えられています。
去年から育っているハナなので、比較的強い花たちです。

手前の青い札の花は、茶色い葉の「アジュガ」です。
4月頃から紫色の花が咲きますが、葉の色を楽しむ目的で植えられることが多いです。
グランドカバーになります。常緑のカラーリーフです。

大雨の後の写真ですので、アネモネが重みで倒れていますが、すぐに立ち直るので大丈夫!!


IMG_6503.jpg


写真に写っていないところでは、こんな花が植わっています。

<グランドカバーとなる宿根草>

 ・ ピンク色の多肉葉の花「松葉菊」春から夏にかけて咲きます。

 ・ ピンクの小さな梅型の花がじゅうたんのように咲き広がる「ヒメフウロ」 夏から秋

 ・ 紫色の小さな星型の花「プラティア・プベルラ(天使の涙)」 初夏

 ・ ピンクの小さなクローバーのような花「ヒメイワダレソウ」6月から9月

<四季で移り変わる宿根草>

 ・背丈40センチほどでやさしいピンクの花が連なって咲く「ガウラ(ハクチョウソウ)」春~秋

 ・シソ科の薄紫色や白の花「カラミンサ

<球根植物>

 ・冬に咲く白い水仙「日本水仙

 ・春に咲くベル型のすずらんのような白い花「スノーフレーク

 ・春に咲くブルーの水仙のような花「シラー

 ・秋に咲く「サフラン

 ・夏に咲く紫色の「アヤメ


     
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



IMG_7545.jpg

アプローチ反対側の花壇です。

お花を紹介しましょう。

IMG_7550.jpg


真ん中の長い葉の塊が「フリージア」です。球根です。
これは黄色ですが、白や紫、ピンクや赤もあります。
この球根も来年以降はいろいろなところから出てきます。

その手前が3月から4月にブルーのつぶつぶした花を咲かす「ムスカリ」です。
小さな球根です。横にどんどん広がっていきます。

その左が「アッツ桜」。
これも球根です。ピンク色の花を4月頃に咲かせます。

アッツ桜の向こうの白い粒つぶした花が「カルーナ」です。
去年の秋に植えました。冬場に綺麗なグリ-ン色の葉が残りピンクや白の花を咲かせてくれるのでとても重宝します。ただ真夏に水切れで枯れてしまうことがありますので心配です。

この花壇は、5月に白い花を咲かせる「ハナミズキ」の木

そして、アジサイのような白い花の集まり「オオデマリ」の低木

マメ科の低木の紫色の「庭藤」などを去年植えました。

どれも5月から6月にかけて咲き出しますので楽しみです。

夏から秋にかけてはアキレアの黄色の花が元気に咲く予定です。




IMG_7547.jpg


門の中に入って、玄関横の花壇です。


去年の冬に植えた「葉牡丹」の塔が立ってきています。
住人の方が 「これが可愛い」と残しています。


葉牡丹の後ろの木が 移植してきた「モミジ」です。ここに来て、ぐんと大きくなりました。



IMG_7556.jpg


葉牡丹の前の 紫色の低い花が去年植えた「芝桜」です。

他には、
黄色い花を春から秋にかけての長い間、しっかり咲かせる宿根草の「ガザニア」。

金魚のようなひらひらした花を冬から春に咲かせる「金魚草
これも根付けば毎年どんどん増えてきます。

夏場にグランドカバーとなる「宿根バーベナ タピアン
(バーベナは宿根のものと1年草とあります。宿根バーベナには、タピアン、花手毬シリーズが有名です。)

などが去年から育っています。


IMG_7558.jpg

ハローウィンのかぼちゃが残る中、

真ん中の青い花は「忘れな草」。これも勢いのいい宿根草。

かぼちゃの隣の小さな木が、白い花がいい香りの「くちなし
これは常に虫に葉を食べられて、なかなか成長しません。
よっぽどおいしいのでしょうか?


IMG_7557.jpg

この紫色の花は「コバノランタナ」です。
大きく成長して低木になります。
低い位置で刈り込めば、横に横に伸びて垣根のようにすることも出来ます。
春から秋まで咲きながら成長していくので、広い場所では重宝しますが、
狭いところでは困ることも・・・
ただ、ほおって置いても成長するので、とても楽な花です。





IMG_7548.jpg


そして、ハーブコーナーには

おなじみの多年草「イングリッシュラベンダー」

タイム」や「ミント」、「オレガノ」、

カモミール」の白い花

夏に咲く「ベルガモット」 

春に咲くブルーのさわやかな花の「キャットミント

などは、花壇を彩る花としてもオススメです。


これらは、オリーブの木の下で、しっかり育っています。

ハーブは見た目と違って、とにかく雑草のように強くたくましいですので、オススメです。




IMG_7543.jpg


と、まあ、まだまだ小さな1年生2年生の苗ですが
どの花も木も水切れに強く、たくましく大きく育つ球根や宿根草です。


これから数年にかけて、背丈も伸び、株を増やしを繰り返して、
美しい花壇になるように配置しています


皆さんのお宅では、怖がらずにとりあえず植えてみて、育ち具合を知り、
背の高さにあわせて配置換えしたりしながら、
やり直しを繰り返して植えていってみてはどうでしょう。


その家にあった花は、植えてみないとわからないものですよ



また、今後の様子も紹介します。 お楽しみに!















nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

手入れが苦手な人の宿根草と球根の庭(プロローグ) [自分で庭造り]

庭づくりってやってみないとわからないものなんですよ。

なぜなら、 「そこに住む人があっての庭」 だからです。


光の当たり具合や風の当たり具合などはある程度予想できます。

お客様の要望・・どんな庭にしたいか!・・を伺い
それに見合った木や花を植えたつもりでも
それを育てていくのは そこに住む人の手にかかっています

水遣り具合、その後の剪定などが苦手な住人であれば
せっかく綺麗になった庭が、5年後には荒地のようになってしまう・・・

IMG_6587.jpg


だからこそ、そこに住む住人の管理具合を把握して、
その方でもずっと綺麗な庭を保てるように改善を重ねていかなくてはならないのです

そうして数年後、その家の環境にも人にも見合った理想の庭が完成となるのです。


でも、それが一番難しいところでもあり、楽しいところでもあります。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨年より、携わらせていただいているお庭の話をしましょう。

もともと、ご自分で、いろいろと植えてお庭造りをされていたのですが、
「もうギブアップです。まとまらない!!」とのことで、
アプローチ付近をReガーデンさせていただくことになりました。

DVC00157.jpg

DVC00158.jpg



この方の理想は、
手入れ(水遣りや草抜きもふくめ)が苦手なので、あまり手がかからない花や木で、
将来は自然に生えてくるような庭。ナチュラルな庭のイメージだそうです。

もちろんあまり予算をかけないことがbest!なので、
小さな苗から毎年大きく育てていくことにしました


2012年初夏
初めの年は5月から6月にかけての作業。
オリーブやハナミズキなどの比較的手入れの簡単な樹木を植え、
今、すでに育っているものを残して、植えなおしながら、
あいたところに宿根草を足して、作りこんでいく作業をして夏を迎えました。

IMG_6424.jpg

IMG_6436.jpg


南から、何もさえぎることなく当たり続ける日差し と、
水遣りの苦手な住人

その必死な水遣りにもかかわらず
夏の暑さにやられてしまった苗も多々ありました。

IMG_6440.jpg


そして、容赦なく育つ雑草に埋もれて負けてしまった宿根草もあり、
やがて、秋へ・・・

雑草を抜き、伸びきった宿根草を剪定し
春に咲く宿根草や球根を少しプラスして植え、春を待ちました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

IMG_6503.JPG


2013年春
2年目を向かえ、去年1年間の庭の様子と住人の手入れ具合を思い返してみました。


果たして住人の求めていた庭に近づけることが出来ていたのでしょうか?


 <反省点>
 ①苦手な水遣りをクリア出来ていない。水をやらなければ育たない庭になってしまったのでは?

 ②夏場や冬場に美しく咲き続けた花が少なかった。厳しい環境に適応する宿根草を足す必要がある。

 ③剪定や誘引の必要がある手のかかる植物が多すぎるのでは?


これらの反省点を踏まえて、2年目は、

 水遣りや剪定などの手がかかりにくいナチュラルガーデンを目指し、
植えなおし、植え足しをしていくことにしました。


IMG_7543.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次回 「手入れが苦手な人の宿根草と球根の庭(第2章)」に続く









nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

古い土、処分?リサイクル? [花の植え方、育て方]

卒業や入学、入社や転勤、引越しと 春は、何かと忙しい時期ですね。


引越しの時期によく質問があるのは、

「マンション暮らしで、ベランダ園芸を楽しんでいたんだけど、
今度のところには狭くて、どうしても処分せざるを得なくなりました。
鉢や土はどうやって処分すればいいですか?」

・・・というものです。


今や 電化製品や飲料水、食品にいたるものなどは、
販売店や各自治体がリサイクルを考え、実行している中、

花やみどりを売る花業界では、リサイクル活動がほぼ出来ていないことは大きな事実です。
とても反省しています。見直さなければいけないことですね。


IMG_6212.JPG

花や観葉植物は、置物ではなく、ペットと同じ生き物です
ただ単に、処分するのではなく、
どなたかに譲ったり、さしあげたりしていただくことを考えていただいた上で、
どうしてもやむを得ない場合の処分方法を
私なりに探してみましたので、ご参考にしてください。



鉢の処分方法については、各自治体でも違うかもしれませんが、
主に、
・陶器やテラコッタ鉢は、不燃ゴミ として扱われているそうです。
・プラスチック鉢については、可燃ゴミの地区と不燃ゴミの地区とがありますので
お住まいの自治体の環境課あるいは清掃課、廃棄物処理課というところにお問い合わせください。
(ただし、中の土や植物は出してから、鉢のみをゴミとして捨ててください。)


枯れた植物の処分は 可燃ゴミ になるはずです。
これも土、鉢は別にした状態で出しましょう。
大きなものは、回収できる大きさに切って出しましょう。

Image485.jpg


では、土の処分方法ですが、

基本的には、有料となります。

土は、自然の産物ですので、ゴミとしては扱われていないようです。
各自治体でも、対応の仕方が違います

たとえば、東京23区においては、やはり、家の周りに土がないこともあり、お困りの方も多いようで、回収をしてくださる自治体もあるようです。直接お尋ねください。

その他の自治体では、廃棄物処理業者に処分をお願いするように指示を受けます。
公園などに勝手に捨てるのは、不法投棄になる恐れがあるからです。

廃棄物処理業者さんでは、業者によって値段は違いますが、だいたい、軽トラック1杯分で、1万円くらいだそうです。少量でもひきとってくださるところもあるので、相談してみてください。


IMG_5013.jpg


そのほかには、こんなところもあります。


「土の回収.com」さん・・・http://tsuti.com/  TEL. 079-263-8003

  申し込みをするとダンボールが送られてきて、そこに土や鉢を入れて送り返すシステムです。
  回収する量によって金額、プランが違いますが、詳しくは、上のアドレスをクリックして見てください。


「ベランダガーデン」さん・・・http://veranda-garden.com/shop/harvest.html  

  はこ畑といってベランダで気軽に家庭菜園が楽しめるキットを製作し、収穫し終わったものを回収してくれる便利な楽しいベランダ園芸を開発しているショップです。
  土や鉢の回収も有料ですが、ダンボールでの発送による回収をしています。全国回収可能です。
  料金、量などは上のアドレスをクリックしてご確認ください。


「ウィステリアガーデン」さん・・・http://wisteria-garden.eco.coocan.jp/  電話・FAX 03-5374-2220

  東京都内と近接する自治体くらいの範囲で土の回収に回ってくださる業者さんです。有料です。
  ウィステリアガーデンでは、根や植物、石などの混入した土や植木鉢やプランターごと回収したものを、障害者就労訓練施設と契約し、分別作業をお願いしているという業者さんです。詳しくは、上のアドレスをクリックしてみてください。


「よろずカンパニー」さん・・・http://yorozuyokohama.blog51.fc2.com/blog-entry-585.html  電話番号 045-307-2410 

  横浜、川崎、東京、湘南に営業所をお持ちの不用品の回収業者さんのようです。有料です。
  上のアドレスは、ブログのようですが、ホームページはこちらです。
  http://yorozu-company.net/


・熊本の大型総合園芸店 「ナーセリーズ」さん・・・http://nurserys.jp/about/cat189/post_4.html  TEL. 096-338-7124

  回収日:毎週月・水曜日のみ 料金:1キロ 10円
  持込です。 詳しくは、上のアドレスをクリックしてください。


Image055.jpg


ガーデニングは楽しい趣味ですよね。

一見すると、とても環境によい、エコといわれる美しい趣味のように思えます。
でも、その結果発生するゴミがあるということもしっかりと自覚して始めなくてはなりませんね。

私たち、花を販売するものも、そのことをしっかりと心に留め、リサイクルできる環境を作っていかなければならないと改めて思っています。


IMG_7477.JPG


土は捨てることを考えるよりも、繰り返し再生して利用していきましょう。


そこで、1度使った土の再生方法を、紹介しましょう
ベランダでも無理なく出来る方法をお伝えします。
もっとも簡単な方法です。

 ①ゴミを捨てる45ℓ程度のビニール袋の中に、使い終わった鉢またはプランターの土をひっくり返します。

 ②土の掃除をします。
  不要な根っこ、ゴミ、雑草、コケ、カナブンの幼虫やダンゴムシなどを出来るだけ綺麗に取り除きます。
  庭のある方は、ふるいにかけるとよりいいです。

 ③殺菌をします。
  袋につめた土を出来るだけ平らにして密封し、3~4日天日干しをして殺菌します。
 (袋は黒いほうが温度が上がる為、殺菌効果があります。)

 ④栄養を補充します。
  殺菌した土に、腐葉土と赤玉土を、元の土の3分の1程度混ぜ合わせます。腐葉土だけでもいいです。
 ( 土が増えると困るベランダ園芸の方は、「堆肥の混ざった培養土」を買ってそれを常に足していってもいいと思います。)

  これだけで、再生完成です。簡単でしょう。
 土はリサイクルして、使うように心がけて、地球に優しいガーデニングを楽しみましょう。

Image512.jpg






nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

春の花を贈りましょう。(自分で花かごを作り) [花贈り]


2月の卒業退職シーズン~5月の母の日までの間、
お花を贈る機会が増えてくる時期です。

花屋でも大忙しの時期になります。


でも最近の不景気で出費を減らしたい・・・

誰もがそう考えていますよね。


そこで、今日は、
花屋さんに負けない!「自分で花かごを作ってプレゼント」する方法をお教えします。

IMG_7247.jpg


*************************************************

①花を入れるかごを用意します。
  
 以前に花かごなどいただいて、使い道なくどこかにしまっていた物で十分です。
 なければ、百均などで売っているものでいいです。

IMG_7227.jpg

これでは、愛想がないので可愛くリメイクするのなら、
グルーガンで、かごの口の周りにのりをつけながら、レースなどを貼り付けていくと
少し見栄えいいかごにリメイクでいますよ。

IMG_7229.jpg
(グルーガンも百均に売っています。)

リメイク後、こんな感じ

IMG_7230.jpg

レースも百均で、少量ずつ売っていますね。



②かごの中にラッピング用紙を敷きます。

やわらかい布のようなラッピング用紙も、押入れから出てくるのでは・・?
これも、百均にありますよ。
布でも代用できます。

IMG_7232.jpg

その中に、水漏れを防ぐセロハンを敷きます。
セロハンがなければ、透明または半透明のゴミ袋を切って、敷いてください。
大きさは、かごの中にグット押し込んだとき、かごからゴミ袋が少し出てくるくらいがいいです。
大きすぎてはみ出したら、後で切っておきましょう。

IMG_7233.jpg


③花をかごの中に並べて入れましょう。

1鉢ずつ花を配置していきます。
高さが高い順に後ろから並べていくとまとまります。
花を買うときに高さや色の違う花を選ぶといいと思います。

IMG_7235.jpg

IMG_7236.jpg

ここでは、花鉢を入れましたが、
花のポット苗と使うと少し安上がりに出来ると思いますよ。


④ラッピング用紙を整えます。

IMG_7237.jpg

ラッピング用紙は、そのまま、たるみを均等にするだけでもふんわりしていて可愛いいのですが、
今日は、せっかくレースを使ったので、レースを見せる様に整えます。


IMG_7239.jpg

ラッピング用紙の四隅の角を下に折って、


IMG_7238.jpg

かごの中に押し込みます。


IMG_7240.jpg

四隅を全部折りこむとこんな感じ・・


さらに形を整えるために、ラッピング用紙をつまんで、
IMG_7241.jpg


ホッチギスでとめます。
IMG_7242.jpg


ポイントは、このつまむときに、
ラッピング用紙に空気を含むようにふっくらと丸め込むところです。
IMG_7243.jpg


出来ました。
IMG_7244.jpg


リボンなんかあるといいですね。
IMG_7246.jpg

こんなリボンが作れないようなら、蝶々結びを2つか3つ作って
ホッチギスで重ねて止めるといいですよ。

IMG_7260.jpg


これで十分ですが、
IMG_7257.jpg

こんな風に鉢が見えるようなら、
IMG_7257.jpg


ラッピング用紙の切れ端を正方形に切って
IMG_7249.jpg


中央をつまんで
IMG_7254.jpg

ホッチギス出とめたものをいくつか作ります。
IMG_7255.jpg IMG_7256.jpg


先ほどの隙間に挟み込みます。
IMG_7258.jpg


IMG_7261.jpg

はい、完成です。
IMG_7260.jpg


これを参考にして、いろいろな花かごを贈ってみてください。








nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ウエディングドールも販売している花屋です。 [花屋さんの仕事 ウエディング編]

普段の花屋の仕事とは打って変わって

当店「ぽかぽか」には、

ネットショップの
 ウエディング演出グッズ販売店「ぽかぽか」
 があります。

  こちらです→  URL http://poca2.ocnk.net/

おちゃのこトップ チワワ画像 プラス3.jpg

もともと、ウエディング系の花屋だったのですが、
お客様のご要望で、いろいろと揃えたり、制作しているうちに
どんどん演出グッズが増えてきてしまったので、
ネット販売を始めました。


こちらも、結婚式の多様化とともに
他店では出来ないオリジナルな商品をと
いろいろ改革をして変化してきていますが、
最近は、ウエディングドールが人気です。


ウエディングドールというのは
ウエディングドレスなどをぬいぐるみに着せて
結婚式の披露宴の受付において
お客様をお迎えする人形のことです。

もともとは、クマのぬいぐるみ(テディーベアー)を使っていました。

でも、最近は、家で飼っているペットのぬいぐるみを
ウエルカムドールにする方が増えて、
当店でも、犬や猫が人気になっています。

s-300Image123.jpg


IMG_6778.JPG

IMG_3002.jpg

ダックス黒&茶.jpg

IMG_4399.jpg



時に、ハムスターやウサギ、ブタやサルなど
本当にいろいろなリクエストがやってきます。

モンキー&ハムスター.jpg

IMG_3465.jpg


衣装の制作しながら、可愛いぬいぐるみに癒されています。


ご結婚のプレゼントにされる方が多いようです。


今年、一番目の新作は、
最近の流行のレースをあしらったモダン和装を取り入れたウエルカムドッグです。



IMG_6667.jpg

IMG_7150.jpg


多様化されていくウエディング業界で、
オリジナルを求めていく方々に出来るだけ寄り添えるように
時代を追って商品開発をしています。

いつもの花とは違いますが、これもまた癒されませんか?


nice!(2)  コメント(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。