ウエディングブーケ作りは、緊張！でもおもしろい。

春といえば、卒業式や入学式、歓送迎の花だけではありません。

ウエディングもシーズンになり、
春の花屋は大忙しです。

ウエディングの花といえば、
そう、ウエディングブーケ！



もう今までに数えられないほど作りましたが、
花嫁さんにとっては、一生に1回（だいたい？）のこと。

悩み過ぎて考えのまとまらない方、
あまりに夢が大きくて懲りすぎている方、
嫁姑で考えが違い、けんかが始まる方・・・

それはそれは、大変なんです。

そんな想いを形にする仕事は、
緊張、緊張～！

お客様の想いを出来るだけ形にしてあげたくて
花の仕入れから製作し、お届けするまで、
本当に神経を尖らせているんですよ。実は・・・・

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今日は、あるお客様のブーケ作りを紹介しましょう。

このお客様の注文は
　「カサブランカという大きなユリを使って、細身でなが～い形で、
　普通のグリーンの葉っぱは使わずに、真っ白と黄緑だけで作ってください。」

とのこと。

長いブーケは花の数がたくさんいります。
ブーケを作る「ブライディ」という持ち手の付いたオアシスに花を挿して行くのですが、
綺麗に順序良く花を入れていかなくては、
おさまりきれません。

ですから今日は下の垂れる部分から作っていきます。


横からみた感じです。これだけでもすごい花の量です。


これを前から見ます。こんな感じ



オアシスの下の方から順序良く花を挿して行きます。

全体像は、もうたくさんブーケを作っているので、
どんな作り方をしても見えているんです。



どんどん上に花を重ねていきます。



はい。出来上がりです。



この大きなユリがカサブランカです。


どきどきしながら会場に運びました。
「バッチリです。」と喜んでいただけて、ほっと一息でした。



今までたくさんのブーケを作りましたが、
ひとつとして同じものはありません。

それぞれの方が、同じ花でも
違う思いを持って注文されるのがおもしろいと思います。