夏の花にくる害虫や病気 [花の害虫と病気]
きょう、水遣りをしていて見つけた我が家の花の虫食いや病気!!
ちょっと紹介します。
どうぞご参考に!!
①
左は、センノウゲの葉に小さな虫食い。
右は、シソの葉にたくさんの虫食い。
こういう虫食いを見つけたら、そこにはアオムシがいるはずです。葉の裏を探してみてください。
②
上の写真は、ペチュニアが小さくなった見たいな花のカリブラコア。虫食いのあとがあります。
白く見えるのはテカテカと光る液体がついています。
こういう虫食い跡はナメクジです。
ナメクジは、暗くなってから活動を始めますので、昼間は土の中や鉢の底などに隠れています。探してみたください。
花までみんな食べられてしまいますよ。
③
上の写真のように葉に不思議な線の模様が出来てきたら、それは、絵描きムシの仕業です。
葉の中に入って葉肉を食べながら移動しています。ぺチュニアがよくやられます。
オルトランやマラソン、スミチオンなど、一般的な殺虫剤で退治しましょう。
④
バラの葉の虫食いです。バラの虫食いの場合には、毛虫によるものもあります。
素手で触らず、軍手などをつけてからムシを探しましょう。葉の裏を見るといいですよ。
この虫食いはおそらく、コガネムシによるものでしょう。
⑤
ルリマツリです。虫食いもありますが、茶色になったところを見てください。
これは、ただの葉焼けです。
西日が少し強いところにあるので、植物は自分では動けないため、やけどをしてしまったのです。
周りが黄色で真ん中に行くほど黒くなっているのが特徴です。たくさん葉焼けするようでしたら、置き場所を変えてあげましょう。
⑥
バーベナの葉が白く粉を吹いたようになっています。
これは、うどん粉病です。このままほおって置くと、全体に広がって枯れてしまいます。
ベンレート水和剤で、殺菌しましょう。 サプロール乳剤というもので、普段から予防しておくといいですよ。
⑦
上の写真もバーベナですが、葉に白い細かい点が出来てきます。
やがて茶色の点になり、さらに点が大きくなり、葉が枯れていきます。
これは、斑点病。
ビスダイセン水和剤を散布します。 バーべナは、病気に気をつけてください。
バラの葉です。周りが茶色になり枯れてきます。、真ん中は、色が薄く黄色が斑点が出来ています。
これも、斑点病です。
⑦
こちらもバラの葉です。 ちょっといびつにゆがんで、奇形になっています。
これは、病気に見えますが、実は、「スリップス」と呼ばれ、葉や花に虫が寄生して汁を吸っているのです。
アザミウマという虫の仲間の仕業です。
オルトランで効きます。
夏は、植物にとって、病気や虫に狙われやすいときです。
人間と同じですね。体が弱っているときだからでしょうか?
手当ても少しでも早めがいいこと。それも人と同じです。
早く、植物のSOSに気づいてあげてください。
下のホームページは、とても親切に作られています。虫や病気についての薬がわかりやすく説明されていますよ。
参考になさってみてはいかがですか?
住友化学 園芸ガイド
http://www.sc-engei.co.jp/guide/index.html
住友化学園芸 病害虫ナビ(植物の様子から病名を調べることが出来ます。)
http://www.sc-engei.co.jp/navi/index.html
クリックしてみてください。
ほりけんさん、ご訪問いただきありがとうございます。
最近、夜遅くまで仕事が忙しいので、なかなか訪問させていただけず申し訳ありません。ブログを更新するだけでも居眠りをしてしまっています。
また、読ませていただきますね。
by みーむ (2011-08-03 20:03)