手入れが苦手な人の宿根草と球根の庭(第2章) [自分で庭造り]
前回、プロローグ編でお話させていただいた方のお宅の続きの話です。
花の手入れが苦手、またはお忙しいくて庭の手入れをする時間がない
といった方は、やはり多く、
それでも,
花に囲まれた庭を作りたい方は、たくさんいらっしゃいます。
今回、作業させていただいたお客様は、まさにそんな方!!
前にお話させていただいた、去年1年間の様子を見ての反省点
①苦手な水遣りをクリア出来ていない。水をやらなければ育たない庭になってしまったのでは?
②夏場や冬場に美しく咲き続けた花が少なかった。厳しい環境に適応する宿根草を足す必要がある。
③剪定や誘引の必要がある手のかかる植物が多すぎるのでは?
をふまえ、
今回、改善し、植えなおしや植え足したものは
・水や養分を自分の体に蓄えて、成長を重ねる 「球根植物」
・毎年、大きくはびこりながら、季節で枯れてまた季節が来れば自然に姿を現してくる 「宿根草や落葉低木」
・色とりどりの美しい色で長い時間楽しませてくれる 「耐寒性の強いグリーン」
これらを中心としたものにしてみました。
もちろん、費用は抑えた小さな苗ですが、水遣りが少なくても、ほぼ間違いなく年々育っていくものを中心に植えてみました。
花を紹介しましょう。
ピンクやブルーの藤をさかさまにしたような花が「ルピナス」です。
この花を真ん中のラインにしています。
ルピナスは、暑さに弱いため、真夏が暑すぎると年を越せないこともありますが、
種が落ちてまた来年も近辺から生えてきます。
乾燥に強いことと、長い時期、高さを出して咲いてくれるブルー系の花が春らしくていいですよ。
ルピナスの左の細長い葉は、もうすぐ咲く「黄色い水仙のティタティタ」です。
球根で、去年植えたものが出てきました。3月から4月にかけて咲き出します。
右の葉は、6月頃に紫の花が咲く「アガパンサス」です。
球根で、もともと植えていたものです。
左上に2つ並んだシルバーリーフが「セラスチューム」です。
白い小さな花を咲かせてどんどん広がっていきます。
花が終わっても真冬までは葉が美しく残ります。
セラスチュームの隣の赤やピンクの丸い花が「チロリアンデージー」です。
これも2年草といわれますが、結構長い間転々と増えていく重宝な花です。
これも水切れに強いですが、
苗のままでおいておくと水が枯れてしまうので、どこかに早めに植えてください。
ルピナスの花のラインに沿って「グラジオラス」の球根を植えています。
ルピナスと交代で夏に高さを出して咲いてくれる予定です。
ルピナスの近辺によく似た花の「ジギタリス プルプレア」も植えています。
ルピナスと少しずれて5月頃から開花する宿根草です。
写真には写っていませんでした。
ルピナスの手前の赤い花が「アネモネ」。球根です。
紫や白、グリーンの花色があります。春の花です。
手前のブルーの花が「ミヤマホタルカズラ」です。
長く伸びて広がり、ブルーのじゅうたんのようになります。
左隣の小さな苗が「カワラナデシコ」夏から秋にかけて咲く宿根草です。
その後ろのピンクの札の苗が「ラクスパー」。和名は千鳥草。
フワーッとしたやさしげな葉と花が印象的です。
その隣の黄色の花の札の苗が「姫ひまわり」
夏から秋にかけて咲く黄色い小さなひまわりの宿根草です。
これは、それほど背が高くならない品種です。
その隣が「忘れな草」。
小さな白やブルーの花を咲かせて、毎年どんどん増えていきます。
姫ひまわりの後ろに「アキレア」。和名ノコギリソウ。ハーブで言う「ヤロウ」のことです。
黄色い固まった花が咲きます。60センチくらいの高さになります。
西洋ノコギリソウには、ピンクや赤の色鮮やかなものがあります。
ボーダーガーデンに欠かせない花です。
緑の小さな支柱のところには去年植えた「山アジサイ」が芽をだしてきています。
枯れたかな?と思っていたのですがさすがにアジサイは強い。
真ん中付近の白いマーガレットのような花が「ローダンセマム」の白。
毎年びっくりするほど増える宿根草です。花の時期が長く春先から夏の初めまで咲き続けることと、
葉の色がグレーがかっているので、グリーンとしても美しいやさしい色が重宝します。
ピンクもやさしい色で可愛いです。
ローダンセマムの左隣が、先ほど紹介したセラスチューム。
その向こうにあるシルバーリーフが去年植えた「アサギリソウ」です。
ヨモギの仲間なのでどんどん増えていきます。根付けば水切れに強くなります。
黄色い丸い花が可愛いです。
ローダンセマムの手前の白い小さな花が「芝桜」です。
3月から4月の庭に花のじゅうたんのように年々広がっていきます。ピンクや紫の花もあります。
芝桜の手前にあるクローバーのような葉のものは、去年植えた「オキザリス」です。
オキザリスも球根です。土の中でどんどん広がり、翌年にはあちらこちらから顔を出してきます。
ピンクや白、黄色、ミックスなどの花が咲き、種類によって葉の色の形も違うので、これも楽しめます。
オキザリスは春と秋に咲くものが多いので、1年に2回、長い期間楽しめる球根です。
ローダンセの向こうには「ヒヤシンス」の赤い花が咲いています。
ヒヤシンスもご存知のように球根です。
ヒヤシンスのそばには、
毎年ピンクの可憐な花を5月から6月に咲かす、宿根草の「シレネ ユニフローラ」、
夏にピンクや白の花を咲かせる「カクトラノオ(ハナトラノオ)」が植えられています。
去年から育っているハナなので、比較的強い花たちです。
手前の青い札の花は、茶色い葉の「アジュガ」です。
4月頃から紫色の花が咲きますが、葉の色を楽しむ目的で植えられることが多いです。
グランドカバーになります。常緑のカラーリーフです。
大雨の後の写真ですので、アネモネが重みで倒れていますが、すぐに立ち直るので大丈夫!!
写真に写っていないところでは、こんな花が植わっています。
<グランドカバーとなる宿根草>
・ ピンク色の多肉葉の花「松葉菊」春から夏にかけて咲きます。
・ ピンクの小さな梅型の花がじゅうたんのように咲き広がる「ヒメフウロ」 夏から秋
・ 紫色の小さな星型の花「プラティア・プベルラ(天使の涙)」 初夏
・ ピンクの小さなクローバーのような花「ヒメイワダレソウ」6月から9月
<四季で移り変わる宿根草>
・背丈40センチほどでやさしいピンクの花が連なって咲く「ガウラ(ハクチョウソウ)」春~秋
・シソ科の薄紫色や白の花「カラミンサ」
<球根植物>
・冬に咲く白い水仙「日本水仙」
・春に咲くベル型のすずらんのような白い花「スノーフレーク」
・春に咲くブルーの水仙のような花「シラー」
・秋に咲く「サフラン」
・夏に咲く紫色の「アヤメ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アプローチ反対側の花壇です。
お花を紹介しましょう。
真ん中の長い葉の塊が「フリージア」です。球根です。
これは黄色ですが、白や紫、ピンクや赤もあります。
この球根も来年以降はいろいろなところから出てきます。
その手前が3月から4月にブルーのつぶつぶした花を咲かす「ムスカリ」です。
小さな球根です。横にどんどん広がっていきます。
その左が「アッツ桜」。
これも球根です。ピンク色の花を4月頃に咲かせます。
アッツ桜の向こうの白い粒つぶした花が「カルーナ」です。
去年の秋に植えました。冬場に綺麗なグリ-ン色の葉が残りピンクや白の花を咲かせてくれるのでとても重宝します。ただ真夏に水切れで枯れてしまうことがありますので心配です。
この花壇は、5月に白い花を咲かせる「ハナミズキ」の木
そして、アジサイのような白い花の集まり「オオデマリ」の低木
マメ科の低木の紫色の「庭藤」などを去年植えました。
どれも5月から6月にかけて咲き出しますので楽しみです。
夏から秋にかけてはアキレアの黄色の花が元気に咲く予定です。
門の中に入って、玄関横の花壇です。
去年の冬に植えた「葉牡丹」の塔が立ってきています。
住人の方が 「これが可愛い」と残しています。
葉牡丹の後ろの木が 移植してきた「モミジ」です。ここに来て、ぐんと大きくなりました。
葉牡丹の前の 紫色の低い花が去年植えた「芝桜」です。
他には、
黄色い花を春から秋にかけての長い間、しっかり咲かせる宿根草の「ガザニア」。
金魚のようなひらひらした花を冬から春に咲かせる「金魚草」
これも根付けば毎年どんどん増えてきます。
夏場にグランドカバーとなる「宿根バーベナ タピアン」
(バーベナは宿根のものと1年草とあります。宿根バーベナには、タピアン、花手毬シリーズが有名です。)
などが去年から育っています。
ハローウィンのかぼちゃが残る中、
真ん中の青い花は「忘れな草」。これも勢いのいい宿根草。
かぼちゃの隣の小さな木が、白い花がいい香りの「くちなし」
これは常に虫に葉を食べられて、なかなか成長しません。
よっぽどおいしいのでしょうか?
この紫色の花は「コバノランタナ」です。
大きく成長して低木になります。
低い位置で刈り込めば、横に横に伸びて垣根のようにすることも出来ます。
春から秋まで咲きながら成長していくので、広い場所では重宝しますが、
狭いところでは困ることも・・・
ただ、ほおって置いても成長するので、とても楽な花です。
そして、ハーブコーナーには
おなじみの多年草「イングリッシュラベンダー」
「タイム」や「ミント」、「オレガノ」、
「カモミール」の白い花
夏に咲く「ベルガモット」
春に咲くブルーのさわやかな花の「キャットミント」
などは、花壇を彩る花としてもオススメです。
これらは、オリーブの木の下で、しっかり育っています。
ハーブは見た目と違って、とにかく雑草のように強くたくましいですので、オススメです。
と、まあ、まだまだ小さな1年生2年生の苗ですが、
どの花も木も水切れに強く、たくましく大きく育つ球根や宿根草です。
これから数年にかけて、背丈も伸び、株を増やしを繰り返して、
美しい花壇になるように配置しています。
皆さんのお宅では、怖がらずにとりあえず植えてみて、育ち具合を知り、
背の高さにあわせて配置換えしたりしながら、
やり直しを繰り返して植えていってみてはどうでしょう。
その家にあった花は、植えてみないとわからないものですよ。
また、今後の様子も紹介します。 お楽しみに!
花の手入れが苦手、またはお忙しいくて庭の手入れをする時間がない
といった方は、やはり多く、
それでも,
花に囲まれた庭を作りたい方は、たくさんいらっしゃいます。
今回、作業させていただいたお客様は、まさにそんな方!!
前にお話させていただいた、去年1年間の様子を見ての反省点
①苦手な水遣りをクリア出来ていない。水をやらなければ育たない庭になってしまったのでは?
②夏場や冬場に美しく咲き続けた花が少なかった。厳しい環境に適応する宿根草を足す必要がある。
③剪定や誘引の必要がある手のかかる植物が多すぎるのでは?
をふまえ、
今回、改善し、植えなおしや植え足したものは
・水や養分を自分の体に蓄えて、成長を重ねる 「球根植物」
・毎年、大きくはびこりながら、季節で枯れてまた季節が来れば自然に姿を現してくる 「宿根草や落葉低木」
・色とりどりの美しい色で長い時間楽しませてくれる 「耐寒性の強いグリーン」
これらを中心としたものにしてみました。
もちろん、費用は抑えた小さな苗ですが、水遣りが少なくても、ほぼ間違いなく年々育っていくものを中心に植えてみました。
花を紹介しましょう。
ピンクやブルーの藤をさかさまにしたような花が「ルピナス」です。
この花を真ん中のラインにしています。
ルピナスは、暑さに弱いため、真夏が暑すぎると年を越せないこともありますが、
種が落ちてまた来年も近辺から生えてきます。
乾燥に強いことと、長い時期、高さを出して咲いてくれるブルー系の花が春らしくていいですよ。
ルピナスの左の細長い葉は、もうすぐ咲く「黄色い水仙のティタティタ」です。
球根で、去年植えたものが出てきました。3月から4月にかけて咲き出します。
右の葉は、6月頃に紫の花が咲く「アガパンサス」です。
球根で、もともと植えていたものです。
左上に2つ並んだシルバーリーフが「セラスチューム」です。
白い小さな花を咲かせてどんどん広がっていきます。
花が終わっても真冬までは葉が美しく残ります。
セラスチュームの隣の赤やピンクの丸い花が「チロリアンデージー」です。
これも2年草といわれますが、結構長い間転々と増えていく重宝な花です。
これも水切れに強いですが、
苗のままでおいておくと水が枯れてしまうので、どこかに早めに植えてください。
ルピナスの花のラインに沿って「グラジオラス」の球根を植えています。
ルピナスと交代で夏に高さを出して咲いてくれる予定です。
ルピナスの近辺によく似た花の「ジギタリス プルプレア」も植えています。
ルピナスと少しずれて5月頃から開花する宿根草です。
写真には写っていませんでした。
ルピナスの手前の赤い花が「アネモネ」。球根です。
紫や白、グリーンの花色があります。春の花です。
手前のブルーの花が「ミヤマホタルカズラ」です。
長く伸びて広がり、ブルーのじゅうたんのようになります。
左隣の小さな苗が「カワラナデシコ」夏から秋にかけて咲く宿根草です。
その後ろのピンクの札の苗が「ラクスパー」。和名は千鳥草。
フワーッとしたやさしげな葉と花が印象的です。
その隣の黄色の花の札の苗が「姫ひまわり」
夏から秋にかけて咲く黄色い小さなひまわりの宿根草です。
これは、それほど背が高くならない品種です。
その隣が「忘れな草」。
小さな白やブルーの花を咲かせて、毎年どんどん増えていきます。
姫ひまわりの後ろに「アキレア」。和名ノコギリソウ。ハーブで言う「ヤロウ」のことです。
黄色い固まった花が咲きます。60センチくらいの高さになります。
西洋ノコギリソウには、ピンクや赤の色鮮やかなものがあります。
ボーダーガーデンに欠かせない花です。
緑の小さな支柱のところには去年植えた「山アジサイ」が芽をだしてきています。
枯れたかな?と思っていたのですがさすがにアジサイは強い。
真ん中付近の白いマーガレットのような花が「ローダンセマム」の白。
毎年びっくりするほど増える宿根草です。花の時期が長く春先から夏の初めまで咲き続けることと、
葉の色がグレーがかっているので、グリーンとしても美しいやさしい色が重宝します。
ピンクもやさしい色で可愛いです。
ローダンセマムの左隣が、先ほど紹介したセラスチューム。
その向こうにあるシルバーリーフが去年植えた「アサギリソウ」です。
ヨモギの仲間なのでどんどん増えていきます。根付けば水切れに強くなります。
黄色い丸い花が可愛いです。
ローダンセマムの手前の白い小さな花が「芝桜」です。
3月から4月の庭に花のじゅうたんのように年々広がっていきます。ピンクや紫の花もあります。
芝桜の手前にあるクローバーのような葉のものは、去年植えた「オキザリス」です。
オキザリスも球根です。土の中でどんどん広がり、翌年にはあちらこちらから顔を出してきます。
ピンクや白、黄色、ミックスなどの花が咲き、種類によって葉の色の形も違うので、これも楽しめます。
オキザリスは春と秋に咲くものが多いので、1年に2回、長い期間楽しめる球根です。
ローダンセの向こうには「ヒヤシンス」の赤い花が咲いています。
ヒヤシンスもご存知のように球根です。
ヒヤシンスのそばには、
毎年ピンクの可憐な花を5月から6月に咲かす、宿根草の「シレネ ユニフローラ」、
夏にピンクや白の花を咲かせる「カクトラノオ(ハナトラノオ)」が植えられています。
去年から育っているハナなので、比較的強い花たちです。
手前の青い札の花は、茶色い葉の「アジュガ」です。
4月頃から紫色の花が咲きますが、葉の色を楽しむ目的で植えられることが多いです。
グランドカバーになります。常緑のカラーリーフです。
大雨の後の写真ですので、アネモネが重みで倒れていますが、すぐに立ち直るので大丈夫!!
写真に写っていないところでは、こんな花が植わっています。
<グランドカバーとなる宿根草>
・ ピンク色の多肉葉の花「松葉菊」春から夏にかけて咲きます。
・ ピンクの小さな梅型の花がじゅうたんのように咲き広がる「ヒメフウロ」 夏から秋
・ 紫色の小さな星型の花「プラティア・プベルラ(天使の涙)」 初夏
・ ピンクの小さなクローバーのような花「ヒメイワダレソウ」6月から9月
<四季で移り変わる宿根草>
・背丈40センチほどでやさしいピンクの花が連なって咲く「ガウラ(ハクチョウソウ)」春~秋
・シソ科の薄紫色や白の花「カラミンサ」
<球根植物>
・冬に咲く白い水仙「日本水仙」
・春に咲くベル型のすずらんのような白い花「スノーフレーク」
・春に咲くブルーの水仙のような花「シラー」
・秋に咲く「サフラン」
・夏に咲く紫色の「アヤメ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アプローチ反対側の花壇です。
お花を紹介しましょう。
真ん中の長い葉の塊が「フリージア」です。球根です。
これは黄色ですが、白や紫、ピンクや赤もあります。
この球根も来年以降はいろいろなところから出てきます。
その手前が3月から4月にブルーのつぶつぶした花を咲かす「ムスカリ」です。
小さな球根です。横にどんどん広がっていきます。
その左が「アッツ桜」。
これも球根です。ピンク色の花を4月頃に咲かせます。
アッツ桜の向こうの白い粒つぶした花が「カルーナ」です。
去年の秋に植えました。冬場に綺麗なグリ-ン色の葉が残りピンクや白の花を咲かせてくれるのでとても重宝します。ただ真夏に水切れで枯れてしまうことがありますので心配です。
この花壇は、5月に白い花を咲かせる「ハナミズキ」の木
そして、アジサイのような白い花の集まり「オオデマリ」の低木
マメ科の低木の紫色の「庭藤」などを去年植えました。
どれも5月から6月にかけて咲き出しますので楽しみです。
夏から秋にかけてはアキレアの黄色の花が元気に咲く予定です。
門の中に入って、玄関横の花壇です。
去年の冬に植えた「葉牡丹」の塔が立ってきています。
住人の方が 「これが可愛い」と残しています。
葉牡丹の後ろの木が 移植してきた「モミジ」です。ここに来て、ぐんと大きくなりました。
葉牡丹の前の 紫色の低い花が去年植えた「芝桜」です。
他には、
黄色い花を春から秋にかけての長い間、しっかり咲かせる宿根草の「ガザニア」。
金魚のようなひらひらした花を冬から春に咲かせる「金魚草」
これも根付けば毎年どんどん増えてきます。
夏場にグランドカバーとなる「宿根バーベナ タピアン」
(バーベナは宿根のものと1年草とあります。宿根バーベナには、タピアン、花手毬シリーズが有名です。)
などが去年から育っています。
ハローウィンのかぼちゃが残る中、
真ん中の青い花は「忘れな草」。これも勢いのいい宿根草。
かぼちゃの隣の小さな木が、白い花がいい香りの「くちなし」
これは常に虫に葉を食べられて、なかなか成長しません。
よっぽどおいしいのでしょうか?
この紫色の花は「コバノランタナ」です。
大きく成長して低木になります。
低い位置で刈り込めば、横に横に伸びて垣根のようにすることも出来ます。
春から秋まで咲きながら成長していくので、広い場所では重宝しますが、
狭いところでは困ることも・・・
ただ、ほおって置いても成長するので、とても楽な花です。
そして、ハーブコーナーには
おなじみの多年草「イングリッシュラベンダー」
「タイム」や「ミント」、「オレガノ」、
「カモミール」の白い花
夏に咲く「ベルガモット」
春に咲くブルーのさわやかな花の「キャットミント」
などは、花壇を彩る花としてもオススメです。
これらは、オリーブの木の下で、しっかり育っています。
ハーブは見た目と違って、とにかく雑草のように強くたくましいですので、オススメです。
と、まあ、まだまだ小さな1年生2年生の苗ですが、
どの花も木も水切れに強く、たくましく大きく育つ球根や宿根草です。
これから数年にかけて、背丈も伸び、株を増やしを繰り返して、
美しい花壇になるように配置しています。
皆さんのお宅では、怖がらずにとりあえず植えてみて、育ち具合を知り、
背の高さにあわせて配置換えしたりしながら、
やり直しを繰り返して植えていってみてはどうでしょう。
その家にあった花は、植えてみないとわからないものですよ。
また、今後の様子も紹介します。 お楽しみに!
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