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芸術の島 直島に行きました [私のつぶやき]

 

今日は海の日。ですので、穏やかな瀬戸内の海に浮かぶ直島(なおしま)のお話をしましょう。

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岡山県玉野市のある宇野駅(うのえき)の向かい側に、フェリー乗り場が並んでいます。

その中の1つ「四国汽船の直島行き」のフェリーに乗って、芸術の島「直島(なおしま)」に出かけました。

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フェリー乗り場の入り口です。

ここから出るフェリーは、直島の宮浦(みやのうら)港を経由して高松へ向かうものでした。

宇野から直島まで、往復で大人540円でした。安い^^

 

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直島へ向かうフェリーです。船内も広々していました。クーラーがきいてひんやりして気持ちよかったです。

直島まで20分ほど のあっという間の船旅です。

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フェリーの中から玉野を見ていたとき、向こうに見える矢印の白い船を見て、友人が教えてくれました。

あの船は「テクノスーパーライナー」といって、東北の震災のときに、石巻港に行って震災で被害を受けた人のために宿泊や食事、シャワーを楽しんでもらった三井造船の船なんだよ。 

この船は、ホバークラフトのように浮上して高速ですすむことを実現させたハイテク船。

大型貨客船としては世界最速クラスで、一般旅客船の2倍のスピードで航行して、東京‐父島を17時間で結ぶはずだったんだけど、燃料費がかかり過ぎて採算が取れないし、父島に燃料を補給する場所を作るにはお金がかかるため結局この構想は破綻して、あそこにういているだけになってたから、震災でやっと活躍できたんだよ。

という話でした。  

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そんなこんなの話をしているうちにもう、直島の宮浦港に着きました。

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ほらほら、あの名物の赤いかぼちゃ が目に入ってきました。

このオブジェは、宮浦港の入り口に作られています。

今ではもう、かなり有名です。芝生の緑とのコントラストが鮮やかです。

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フェリーから降りたところに、ちょっとしたお土産売り場があります。

少しだけCAFEスペースがありますので、時間待ちの間に涼むことが出来ます。お手洗いもありますよ。

ここで、自転車を借りて、島を1周することも出来るようです。

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これから見て回る直島の地図。こんな形の島です。

地図左の「宮浦港」からバスでベネッセの有名な「地中美術館」 に向かい、そこからまた戻ってくることにしました。下の写真の町営路線バス「すなおくん号」というマイクロバスに乗って、本村エリアを経由、終点のつつじ荘まで行きます。

すなおくん号は、先ほどのお土産売り場のすぐ横から出ているので、わかりやすいかったです。

乗り降りは1回が100円です。

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小さなバスだなと思ったら、これでないと通れないような狭い路地の間を通るんです。

「わあ、ぎりぎり」という隙間をベテランの運転手さんがすいすいと運転していかれます。

面白かったのは、宮浦に迎えにこられた運転手さんが、携帯電話で

「ちょっとお客さんが全部乗れないから、臨時バスまわして・・」と頼むと

すぐに次のバスが どこからともなくやってきたところです。

フェリーから降りてきたお客さんの様子を見て、臨時便が出るみたいです。

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終点のつつじ荘でバスを降りると、今度は、ベネッセから、地中美術館へむかう無料バスが迎えに来てくれます。

これも小さなマイクロバスで、山の上にある地中美術館へくねくねと上っていきます。

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地中美術館のチケットセンターへ着きました。ここで美術館の説明があります。

この美術館は、「ベネッセアートサイト直島」という美術館エリアの中にあり、

丘の上に埋蔵するように立てられた美術館で、安藤忠雄さんというその業界では有名な建築家の方が素朴なコンクリートと鉄、ガラス、木の素材を使って設計した美術館で、芸術の島 直島のメインとなる建物です。

  税込み2000円の入場料でした。

内部は一切撮影禁止日傘などは、アート作品に傷がついてはいけないので受付で預かっていました。

ベビーカーも預かっていました。作品を大切にされているので、意外と厳しいです。

館内では、入場制限があり、少しずつ待って入場するので、混雑する時期には、早めの時間に行かれたほうがいいかもしれませんね靴を脱ぐことが多いので、脱ぎはきしやすい靴がオススメです。

内容は、伏せておきましょう。

皆さんの芸術を楽しむ目で見てきてください。

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案内所から、美術館まで少し登り坂を歩きます。その道は、モネの絵をイメージした庭が美しく続きます。睡蓮の池や小さな花々・・・ここは花がきれいで、ほっと一息です。いやされます。

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モネの庭をすぎると、こちらが入り口です。 ここから先は撮影禁止です。カメラはしまいましょう。

芸術家の不思議な世界を楽しんできてください。

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地中美術館を見学し終わり、再びベネッセの送迎バスに乗って「つつじ荘」のバス停へ向かいます。

途中に、ベネッセホテルがあります。といってもバス停からは、見えない丘の上にあるようです。

(ベネッセホテルに泊まっているお客様には、無料のバスのサービスがあり、島の中をあちこち見て回るには便利です。)

 

そこを過ぎるを、海が見えてきて海に「あっ」 黄色いかぼちゃ を発見しました。

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そのかぼちゃを横目に見ていると、「つつじ荘」に着きました。

「つつじ荘」は、宿泊施設がある、海水浴が出来る海に面しています。

バスを降りると、なんだかにぎやかな歌が聞こえてきました。「おやじの海」という歌です。

この歌は、この島で出来た曲だそうです。

「うみはよ~うみはよぉ  でっかいうみはよぉ~」という歌です。

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宮浦行きのバスがくるまで、少し時間がありましたので、そのあたりを散策していると ・・・

「讃岐百景」と書かれた石柱がありました。IMG_5346.jpg 

その隣にこんな低い鳥居を見つけました。確かにそこから広がる海はきれいです。この中に向こうに見える四国の讃岐富士が鳥居のなかにきれいに入ったのでこれを入れて撮影しました。何かのご利益がありそうな・・・・

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「つつじ荘」から巡回バスに乗って、「農協前」というバス停で降りました。

このあたりが、「本村地区(ほんむらちく)」です。役場や学校などがちかくにあります。

「家プロジェクト」といって、古い民家を改修してアーティストたちが家という空間を作品化したものを見て歩きます。

 

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農協前のバス停を降りると、「植田たばこ店」というたばこ屋さんがあります。ここで、家プロジェクトのチケットを販売していますので、買っておくといいですよ。

「家プロジェクト」は、角屋、南寺、護王神社、石橋、碁会所、はいしゃ の6箇所プラス ぎんざ があり、チケットに地図がありますので、それを見ながら回るといいですよ。

チケットは、ぎんざ以外の6箇所用は、1000円で見てまわれます。ぎんざというところだけは、予約が必要で、鑑賞料も別途のようです。1箇所のみのチケットは400円なので、まわれる時間に合わせて購入されたほうがいいですよ。

 

植田たばこ店の横の道を南へ入っていくと、「美乃」という看板が見えてきます。ここのソフトクリームがおいしいそうです。

残念ながら、この日はお休みでした。

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「美乃」を過ぎて次の十字路を右に曲がると、すぐ右手に家プロジェクトの「角屋」があります。

わかりにくいので見逃さないように・・・・

IMG_5352.jpgここが角屋。表札が小さくて見逃してしまいそう・・

角屋を過ぎてしばらくいくと左手に下のようなうちわの看板が目に入ります。

ここは、丸亀うちわ のお店です。うちわの生産のほとんどが丸亀で作られているそうです。土日は実演に丸亀から職人さんがきてうちわを作っています。私もお土産に買って帰りました。大きくて風がびゅんびゅんきて涼しいうちわです。

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うちわ屋さんのすぐお隣が、「カフェまるや」という有名なお店です。

ふつうの民家をカフェにして、ゆっくりとくつろげるようになっていました。

ここで、お昼ご飯をいただきました。 残念ながら、ご飯の撮影は禁止です。おいしかったです。

外人さんが一人でいらしていましたが、英語で対応されてましたよ。さすがです。

IMG_5350.jpgカフェまるやの入口

 

帰りの時間が迫ってきましたので、ちょっとばたばたして、先ほどの「農協前」のバス停に戻ってきました。

家プロジェクトは、また今度のお楽しみにして、帰ることにします。

バス停の近くに下の写真のような空き缶アートがありました。路地をはいっていったところにあります。

個人の方が展示されているので、無料です。島のあちらこちらで、島人が、アートを楽しんでいるようで、このようなところが数箇所あります。ゆっくり歩いてみたいと思いました。

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再び、赤いかぼちゃのある宮浦港へ戻ってきました。いい天気でよかった。

玉野の宇野港へ戻るフェリーまで少し時間があったので、赤いかぼちゃをバックに記念撮影をして帰りました。

正直、アートは、いまひとつ理解に苦しんだ私ですが、また、ゆっくりと歩いて散策してみたいと思う穏やかな島でした。

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みなさんもぜひこの夏休みにいらしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 


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